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伊豆の寒天プリンがデザイン特別賞受賞 「女性のほしい」メインにデザイン開発

今回受賞したプリンを持つ栗原社長(右)と岡本さん

今回受賞したプリンを持つ栗原社長(右)と岡本さん

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 ところてんやこんにゃくを製造販売する「ところてんの伊豆河童 栗原商店」の新商品「河童のかんてんプリン」と「河童のミルクかんてん」が11月16日、「2020グッドデザインしずおか」で特別賞を受賞した。

かっぱのプリン・ミルクかんてん

 今回受賞したグッドデザインしずおかは、中小企業の優れたデザイン・製品を顕彰するもので、今年で16回目。特別賞は大賞・金賞に続く賞で、審査委員長である和田和美 静岡文化芸術大学教授からは「知られざる特産品である伊豆産天草を再発見させてくれた商品は、ほっこりと手に取りたくなる、優しい味とデザイン」と評された。

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 同商品は今年3月に販売を開始したもので、ミルクかんてんは函南町の丹那牛乳と伊豆産の寒天を使い、かんてんプリンには伊豆産の寒天とやわらかい食感を生み出す寒天をブレンドし、滑らかさを追求。商品開発には同社に勤める女性たちが「自分がお土産に持っていきたくなるもの」として会議を重ね考案した。

 同商品のパッケージデザインは、グラフィックデザイナーの岡本雅世さんが手掛けた。かっぱをモチーフに、瓶には河童の目・鼻・口を油性マジックで描いたものをシールにプリントして貼り付け、ふた部分にはオレンジ色と緑色の紙をかぶせて頭を表現、練乳やカラメルソースを入れるたれ瓶はキュウリ型のものを使用した。

 同社の栗原康浩社長は「数年前から寒天プリンを作りたいと思っていた。若い年代・女性向けのデザインにしたいと思い、岡本さんに依頼した」と話す。

 岡本さんは「高級感のあるデザインや、食感を表現するデザインなどいくつか提案したが、従業員の方たちにも選んでもらい、ゆるさと優しさを表現したデザインが採用された」とデザインについて振り返る。

 栗原社長は「今後は味のバリエーションも増やしていきたい。今後も伊豆の天草を使用した産地の魅力を発信していきたい」と意欲を見せる。