
「第78回沼津夏まつり・狩野川花火大会」が7月26日・27日に開催される。
1948(昭和23)年から続く同イベントは、毎年7月の最終週末に開催し、2日間で延べ30万人を動員することで知られる沼津の夏の風物詩。2020年と2021年はコロナ禍の影響で中止した。2022年は感染対策を行った上で開催し、沼津市制100周年に当たる2023年は4年ぶりに通常開催し、パレードや100周年記念企画を実施。2日間で延べ35万人を動員した。
今年は、狩野川沿いに設ける桟敷席に、椅子に座って花火を鑑賞できるプレミアムシートを初めて用意する。1マスの定員は4人で、各日30マスを販売。価格は3万円。2024年に同市が台湾・高雄市と観光交流協定を締結したことから、昨年に引き続き台湾企画展を予定する。花火は2日間で1万2000発を打ち上げる予定。
沼津市産業振興部観光戦略課の岡田紀彦さんは「今回、試験的にプレミアムシートを用意する。市街地での花火大会としては東海地方随一の規模。音も光も間近で感じることができて迫力がある。沼津の夏の風物詩。多くの人に足を運んでもらえたら」と話す。