
「沼津移住者交流会」が6月14日、沼津のレンタルスペース「POPLY(ポプリー)」(沼津市上土町)で行われる。
「新しい仲間とつくる新地元」をテーマに、沼津市に移住して間もない移住者同士の意見交換を目的に開く同会。ゲーム感覚のグループワークを通じて、移住者同士の仲間づくりを目指すという。
企画したのは、沼津市出身で元バンダイナムコ研究所のゲームプロデューサー「コヤ所長」こと小山順一朗さん。
当日は4つのグループに分かれて、グループ対抗のゲームや、沼津生活の情報交換、「もっと○○だったらいいのになあ~グランプリ!」などを行う。小山さんがファシリテーションを担当する。
小山さんは「5年前に沼津の移住にまつわるさまざまな問題を解決するために立ち上げた任意団体『沼住プロジェクト』のメンバーとして活動してきて、多くの移住者、移住希望者と出会い対話してきた。その中で、1、2年で他市へ転出したり、元いた市へ戻ったりする人も見受けられた。仕事やコロナ禍の収束など、それぞれ理由はあると思うが、多くの人に共通していたことは、沼津市に地縁が築けていないこと。職場では同僚や先輩と話ができても、休日を一緒に過ごす人がおらず、時間がたつとともに孤独な気持ちが大きくなっているように見受けられた。今回、移住者の孤独や不安を解消して定住につなげる企画の依頼を沼津市から受け、大好きな沼津のために二つ返事で引き受けた」と話す。
「2時間を楽しく有意義な時間にする企画を用意した。私自身、沼津と横浜の2拠点生活をしていて、沼津に戻る度に、やはり沼津は素晴らしいと感じる。移住した人が2年、3年と月日を重ねて定住してほしい。この街の人口が増えて活気づいてほしいと願う。新しい仲間と出会い、移住した沼津で新しい地元づくりをしてみては?」とも。
開催時間は10時~12時。参加無料。定員は先着20人。