伊豆シャボテン公園（伊東市富戸、TEL 0557-51-1111）が現在、5月に生まれたカピバラの赤ちゃんの名前を募集している。

　カピバラはネズミと同じげっ歯目の動物で「世界最大のネズミ」とも呼ばれている。原産は南米付近の水辺や茂みなどに生息し、100～130センチ程度に成長する。寿命は8～10年といわれており、同園では最長14年生きたカピバラの記録がある。

　同園では現在、赤ちゃんを含めて12頭のカピバラが飼育されており、5月14日、いくら（6歳）と雷（らい・5歳）の間に3頭が生まれた。いくらにとっては今回が7度目の出産となる。

　名前は、カピバラ飼育場の前にある投票箱で受け付けている。投票結果は7月6日、同園と公式ホームページなどで発表する。

　現在12頭いるカピバラの名前は「ころっけ」「メンチ」「みかん」「だいず」など食べ物の名前が多い。

　同園広報担当の土谷晶子さんは「まだ3頭の性別がわからないので、中性的なイメージの名前がいい。食べ物に限らず楽しい名前をお待ちしている」と話す。

　前回の応募には945通の応募があった。今回は6月11日現在、120通の応募があるという。名付け親には同園無料招待券を進呈する。

　応募締め切りは6月30日。開園時間は9時～17時。入園料金は、大人＝2,300円、小学生＝1,100円、幼児（4歳以上）＝400円。