日本最長の歩行者専用つり橋「箱根西麓・三島大吊橋(愛称・三島スカイウォーク)」で8月4日、「GIGA SELFIE at 三島スカイウォーク」が開催される。
1886(昭和61)年に制定された「橋の日」にちなんで開催される同イベント。当日は、日本の企業が開発した自撮りシステム「ギガセルフィー」を利用した、写真撮影体験を無料で行う。
同イベントのプロデュースとシステム開発を担当したAID-DCCの山中雄介さんは「昨年ピーアール目的としてオーストラリアで使ったのが始まりだったが、日本で撮影するのは初めてのこと。今までにない自撮り体験ができる」と話す。
同システムは、利用者吊り橋のスタートから約140メートル付近にある撮影スポットまで移動。サイトに登録した情報を入力し、自身のスマホをリモコンとしてシャッターを切ることが可能。シャッターボタンに反応した18ミリ~600ミリのカメラが被写体を撮影し、コンピューターで合成を行う。合成した写真郡は映像として保存され、約110メートル離れた被写体のバストアップから、風景全景を捉える姿までズームアウトする。
スカイウォークを管理する「フジコー」(三島市)の武田 沙也佳さんは「昨年12月から月間10万人のペースで来場者があり、今回は夏休みの目玉として企画した。1日限りのイベントだが、ぜひ家族で特別な記念撮影をしてほしい」と来場を呼び掛ける。
開催時間は9時~17時まで。雨天中止。定員は先着100組を予定している。