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河津にカエル展示施設「カワズー」 日本最大規模、120種のカエル飼育

KawaZoo園内の風景

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 国内外のカエルを集めた専門施設「KawaZoo(カワズー)」(河津町梨本)が8日1日、オープンする。

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 同施設は、は虫類専門の動物園として知られる「IZoo」(河津町浜)の姉妹施設として開設され、285平方メートルの敷地には50以上の水槽を備える。120種類・2000匹のカエルを飼育している。

 同園の白輪剛史園長は「は虫類の飼育に適した温度はおよそ30度ほどだが、カエルの飼育は23度で多湿でないといけない。数年前からカエルの生息に適した環境の動物園を作りたいという思いがあり、実現した」と話す。

 世界最大のカエルで、アフリカ・カメルーン原産の「ゴライアスガエル」は日本で初の展示となるほか、園内にはカエルが生息する日本の田園を再現したゾーンなども整備する。

 白輪園長は「河津町の七滝地域にしたのはIZooとも親和性があり、河津と『蛙(かわず)』のネーミングが似ていたから。ここは展示だけでなく、オタマジャクシや小さいカエルなど、生態系の全てが楽しめるようにしている。珍しいカエルを楽しむだけでなく、その生態も知ってもらえれば」とも。

 オープン前のレセプションに訪れた30代の男性は「自身もカエルを飼育しているが、このような生態に沿った展示はとても興味深い。カエルのさまざまな特徴を分かりやすく見せているのがとてもいい」と感想を話す。

 営業時間は10時~16時30分。入場料は、中学生以上=1,000円、小学生=600円、未就学児無料。

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