サッカーJ3「アスルクラロ沼津」(沼津市足高)が8月3日、ダーツを通じて子どもや高齢者の健康増進・地域活性化を目指すパートナーシップ契約を「ダーツライブ」(東京都品川区)と締結した。
ダーツライブは、オンラインダーツマシンの国内設置シェアトップのダーツメーカー。8月からスポーツダーツプロジェクトを本格始動し、さまざまな団体や自治体との連携を強化し、ダーツによる健康増進や地域活性化に取り組んでいる。
アスルクラロ沼津の広報担当者によると、ダーツは近年、メンタルの強化や集中力・持続力アップなど、情操教育の一環として中学校や高校でも教育スポーツとして取り上げ始められているほか、年齢・性別・身体能力に関わらず楽しめる生涯スポーツとしての人気も高まりを見せているという。
アスルクラロ沼津は、サッカーだけでなく、テニス、新体操、チアリーディング、陸上などのスクールを展開し、沼津市を拠点に多世代へのスポーツ支援を行い、地域住民の健康と地域活性化を目標に活動を展開している。
アスルクラロ担当者は「コロナ禍ですぐに実現することは難しいが、サッカーのホームゲームの際にサポーターにダーツを楽しんでもらうイベントなども検討している。ダーツを楽しみながら地域住民の健康増進の役に立てたら」と話す。