伊豆・三津シーパラダイス(沼津市内浦長浜)で1月1日~3日、アシカのグリルによる書道パフォーマンスが行われた。
施設で唯一書道のできるカルフォルニアアシカ「グリル」(雌・21歳)が飼育員の指示によって口に筆をくわえ、パネルに今年の干支(えと)である「丑(うし)」の文字を書いた。
毎年正月に行うイベントで、受験生向けにグリルが書いた「合格」カードも配布。今年は疫病退散にご利益があるといわれる「アマビエ」を描いたカードも、ショーに訪れた人々に手渡された。
ショーを見に来た市内在住の40代男性は「器用に描く姿にとても感心した。緊急事態宣言が発令されそうなタイミングでアマビエをもらい、身の引き締まる思い。このカードを持ち歩いて新型コロナウイルスの沈静化を願いたい」と話す。