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三島の寺院で「七草の集い」 参加者に七草配布

七草を受け取る人々たち

七草を受け取る人々たち

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 三島にある伊豆国分寺(三島市泉町)で1月7日、「七草の集い」が行われた。

わらべ歌「七草粥」を歌うコールロベリアと七草

 三島の清流環境保護活動を中心に行っている「三島ゆうすい会」が主催した同イベント。2001(平成12)年から開催している同行事は、三島地方に伝わるわらべ歌「七草がゆ」を保存・伝承していこうと企画した。同イベントではこれまで、わらべ歌を紹介しながら参加者に七草がゆの振る舞いを行っていたが、今年は新型コロナウイルス感染防止策として、かゆの代わりに七草を配布した。

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 配布した七草は市内の農家から取り寄せたもので、120セットを用意。前日夜に集荷・分別した七草は30分ほどで配布を終えた。配布中は、地元コーラスグループの「コールロベリア」によるわらべ歌発表会も行い、会場を和ませた。

 参加者した三島在住の70代女性は「この季節になると毎年七草がゆを食べるのが習慣になっていたがとても残念。今年は七草を家で調理してみんなで食べたい」と話す。

 ゆうすいの会会長の大村洋子さんは「今まで多くの人とわらべ歌を歌い伝統を守ってきたが、この時節柄野菜の配布のみで行った。七草がゆは、おせちや正月料理によって疲れた胃腸を整え、無病息災を願うもの。風邪やコロナに気をつけて無事な1年を迎えてほしい」と話す。