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伊豆・函南の宅配弁当店が沼津で移動販売営業 「具だくさん」弁当販売

日替わり弁当を持つ青木さん

日替わり弁当を持つ青木さん

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 宅配専門弁当店「たけみごはん」(函南町平井)が1月27日、「かのがわ風のテラス」(沼津市上土町)で移動販売営業を行った。

日替わり弁当(肉・1100円)

 2020年12月15日にオープンした同店。今年から屋外出店営業を始め、同所への出店は今回が初めて。この日は弁当(魚・肉=各1,100円)を18食販売した。あいにくの雨天だったが、弁当は営業時間中に売り切れた。

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 店主の青木岳美さんは東京生まれ。長野、千葉暮らしを経て高校卒業後に役者を目指し上京。役者になってからは美術モデルのアルバイトをしながら生計を立ててきたという。青木さんは「数々のオーディションを受け、最終選考までは残るが、あと一歩のところで大役を射止めることができない日々が続き、自分の新しい道を模索していた」と話す。

 そんな中、おにぎり店を経営する知人のイベント出店で急きょ青木さんがおにぎりを握って提供したところ好評を得たことをきっかけにイベントなどを中心に出店を始めるようになったという。

 「以前から料理を作るのが好きで、人を招いて振る舞うのも好き。食べた人の笑顔やコミュニケーションが生まれる喜びも感じていた。役者以外に私ができるできることはこれかもしれないと思った」と青木さん。

 役者仲間が函南に住んでいたため、たびたび伊豆地方を訪れるうちに土地の魅力にひかれ、2018(平成30)年7月、函南に移住した。新しい仕事を考えていた際、地場産品を使った移動車による弁当店事業を始めようと思ったという。

 弁当のおかずは日替わりで、メインは魚と肉の2種類を用意する。米は無農薬無化学肥料で栽培した物を使い、地元産野菜を使った化学調味料不使用のおかず10種類以上を入れるという。

 青木さんは「食べることが大好きで、あれもこれもと詰め込むとボリュームが多くなる。弁当を受け取った人からは『重い』『大きい』などのコメントをいただくこともある。みんながおなかいっぱいで幸福感を感じてもらえるのが何よりの喜びだ」と笑顔を見せる。

 出店は、日曜=ハム・ソーセージ販売店「グリム」駐車場(函南町丹那)、火曜日=クリーニング店「オリーブ」駐車場(御殿場市川島田)、月1回、「かのがわ風のテラス」内オン・ザ・テラス ランチマーケットなどでも行う。販売は事前予約制。15個~30個以下でオフィスへの配達などにも対応する。

 青木さんは「無理をしない範囲で、みんなが喜んでくれる食品を使い、弁当を届けていきたい」と意気込む。

予約注文は受け取り前日までに、メールと電話(TEL 055-956-2186)で受け付ける。