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沼津の旧百貨店で絵本「ユラストヲリ」原画展 長さ6メートルの「拡張する」作品も

北見さんと「SUMU3」

北見さんと「SUMU3」

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 画家・北見美佳さんの絵画展「絵本『ユラストヲリ』油絵原画展』が現在、沼津ラクーン(沼津市大手町)で行われている。

西日に照らされる絵画

 会場は、かつて西武百貨店が入居していたビルで、8階部分の広さは約766平方メートル。フロアには、今回絵本となった「ユラストヲリ」に使われた原画30点を展示している。

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 「ユラストヲリ」著者で絵画展の主催者である北見美佳さんは、1986(昭和61)年生まれの松崎町出身。趣味でアクリルや水彩画を描いてフリーターとして活動していたが、2011(平成23)年に発生した東日本大震災を契機に「自分がやりたいことを突き詰めていきたい」と思い、画家の山川茂さんに師事。山川さんの亡くなる2015(平成27)年まで内弟子として修行を積み、画家として活動している。

 同展で最も目を引くのが、長さ6.5メートル・高さ3.2メートルの作品「SUMU3」。北見さんによると、同作品は3年前に開催した展示では長さ3.2メートル・高さ1.8メートルだったが、「光るカモシカがこちらをじっと見つめる絵を描いていたところ、その周辺の生物が暮らすストーリーが拡張されていき、次第に大きくなってきた。今では通常の画廊では入らないくらいのサイズになった」という。

 北見さんは「コロナ禍の影響で生きづらい環境の中、少しでも癒やしの雰囲気を感じてもらい、見る人に寄り添える立場になれれば。展示会場は西日が差して16時をすぎると別の顔になる。太陽によって色と顔の変わる絵画を楽しんでほしい」と話す。

 開催時間は11時~18時。3月28日まで。

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