伊豆の国パノラマパーク(伊豆の国市長岡)で4月23日現在、ツツジが見頃を迎えている。
同施設はロープウエーを利用し、標高452メートルの葛城山山頂の「空中公園」から駿河湾と富士山を同時に見られる絶景スポットとして知られている。ロープウエーは全長1791メートルを約7分で昇降する。
園内には四季折々の木々や花々が栽培され、ツツジやアジサイ、キバナコスモス、紅葉など季節ごとに楽しむことができる。
例年4月中旬から5月上旬にかけて園内約3万5000本のツツジが見頃を迎え、「つつじ祭り」を開催しているが、昨年は新型コロナウイルスの影響で休園。今年もイベントの開催を中止した。同祭りには毎年約2万人が訪れるという。
同施設営業課主任の吉岡謙太郎さんは「今年は天候が良く、日なたと日陰ができたことから開花のタイミングが異なり、例年より10日ほど早く開花を迎えた。見ごろはゴールデンウイークごろまで楽しめると思う」と話す。
観光で訪れたという今泉ゆう子さんと永野愛さんは「富士山も見ることができて想像以上の絶景だった。とてもいい思い出ができた」と話した。
ロープウエーの営業時間は、平日=9時~17時(上り最終16時30分)、土日祝日=9時30分~17時(上り最終16時30分)。往復乗車料金は、大人=2,000円、小学生=1,000円、未就学児無料。