食べる 暮らす・働く

三島に「ふすま粉」使ったパン販売するベーカリー 創業100年の酒販店が新業態

「健康的に日常使いしてほしい」と話す平井店長(中央)

「健康的に日常使いしてほしい」と話す平井店長(中央)

  • 31

  •  

 三島市役所前に「KoKaRa Bakery(コカラベーカリー)」(三島市大社町)が7月15日、オープンした。

KoKaRa食パン30

[広告]

 三島市内を中心に酒販店を展開し創業100年以上の歴史を持つ和楽(西本町)の新業態。パンほか、同社に所属するワインソムリエが選んだ40種類近くのワイン、国内外から入手したチーズなどを販売する。

 小麦粉は特注の「焙煎(ばいせん)微粉砕ふすま」を使用。ふすま粉を30%配合した「ブレッド30」で、従来のパンに比べ糖質がおよそ3割削減、食物繊維量がおよそ1.7倍増量されているという。

 主力商品は「KoKaRa食パン30」(1斤650円)を中心に、総菜パンやフィナンシェなどの菓子パンなどおよそ40種類を用意する。積極的に地場産の野菜や生産物を使い、地元卵の「けさたま」を使ったサンドイッチは昼前に売り切れるほどの人気という。今後も地場産品とのコラボを積極的に行っていくという。

 想定するターゲットは40代以上の女性。店長の平井万裕さんは「健康に気遣いながらもおいしい食パンを毎日食べてもらいたく、今回の出店を決めた。オープン当初から幅広い年齢の顧客に来店してもらっている」と話す。

 今後について、「酒販店の新業態としてワインには一つ一つ商品の特徴をソムリエが書く。ワインとパンの組み合わせなど、日常使いだけでなく、新しい利用方法を提案していきたい」と意気込む。

 営業時間は10時~18時。火曜定休

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース