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三島にサブスクマッサージボックス 日頃の疲れを安心して癒やす仕組みも

マッサージチェアと小河さん(右)

マッサージチェアと小河さん(右)

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 セルフマッサージボックス「チラックス三島広小路」(三島市広小路町)が11月1日、オープンした。

設置されているマッサージチェア

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 同店は国内メーカー「パナソニック」「ファミリーイナダ」「フジ医療機」の最上位モデルのマッサージチェアを定額で利用できる個室のセルフマッサージボックス。イタリアンレストラン「パステリア地中海」の3階部分に1人用2室、カップル用1室を用意し、各部屋違う機種を設置した。運営する「小河屋商事」代表の小河鉄平さんによると、マッサージチェアを専門に設置している施設は国内では珍しいという。

 小河さんは「コロナ禍でイタリアンレストランの宴会需要が9割減になり、宴会ルームで何か新しい事業ができないかとヨガやダンススクール、ネイルサロンなどに声を掛けたが、実現に至らなかった。日々の疲れがたまり、整体に行ったところ『定期的に通う必要がある』と言われ、ある時、家電量販店に行ってマッサージチェアに座ったら最新機器の性能の良さに驚いた。金額や、スペースなどの面で、自宅にマッサージチェアを置きたくても置けない人などに向けてセルフマッサージボックスを考えた」と話す。

 今年9月に準備を進め、3階の宴会ルームのうち40人用の席は残し、約20平方メートルのスペースをマッサージチェアスペースに改装。店内ではアロマディフーザーで月替わりの天然アロマオイルの香りを漂わせる。12月中旬には完全個室のカップルスペースを新たに1室作る予定だという。

 小河さんは「これまでに30人ほどが利用し、人によって好きな機種が違う。大半の方が眠ってしまうそう。今後法人会員などのサービスも提供できたら。家にこもりがちになった主婦や年配の方、リモートになりデスクワークが増え疲れがたまっているサラリーマンの方など、頭を真っ白にして何も考えない1時間を過ごしてもらえたら」とも。

 営業時間は11時~22時。月曜、第2・4火曜定休。利用料金は、会員月額プラン=3,980円(先着50人まで2,980円)、ドロップイン利用=30分600円、1時間1,000円。

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