お笑いタレントの間寛平さんが12月6日、沼津ラクーンよしもと劇場(沼津市大手町)で「寛平アメマナイトマラソンin沼津2022」の開催を発表した。
来年3月26日に沼津市街での開催を予定する同大会。5キロの狩野川コース、10キロの狩野川・千本浜コース、25キロの狩野川・千本浜・香貫山コースの3つを用意する。昨年20キロだったコースを25キロに延ばし、ペースが速い人でも沼津の夜景を楽しみながら走れるようにしたという。昨年の初開催では、667人のランナーが参加した。
劇場にはこの日、発起人の寛平さんのほか大会スペシャルサポーターの田村亮さん、レイザーラモンRGさんと、サポーターの静岡県住みます芸人のさこリッチさんと、お笑いコンビ「ぬまんづ」が登壇した。
寛平さんは「昨年は応援に徹したが、今年は10キロコースを走る」とし、昨年は20キロコースを完走した亮さんは「今回はより多くの人に会いたいので10キロを走る。山、千本松原、漁港と、こんなに見て走ることができるマラソンコースはなかなかないと思う。夜景がきれいに見られる香貫山のことは昨年のアメマナイトマラソンで初めて知った」と話した。
岸田首相の変装で登壇したRGさんは「ゴールした人の名前に赤い花を付け、完走確実の人の速報を出したい。川沿いを走るので水際対策をしっかりしたい、笑いを給付していきたい」と冗談を飛ばして会場の笑いを誘った後、爆風スランプのヒット曲「ランナー」に合わせて「寛平アメマナイトマラソン、ちょうどいい時期、桜満開」と「アメマナイトマラソンあるある」ネタを披露した。
ビデオメッセージを寄せた頼重秀一沼津市長は「昨年参加したランナーからは『香貫山の夜景が素晴らしかった。また参加したい』などの声が寄せられた。中心市街地から狩野川の堤防沿い、駿河湾沿いの千本松原、駿河湾越しの富士山、駿河湾を一望する香貫山などの景色を楽しめる。多くの人に参加してほしい」と呼び掛けた。
寛平さんは「昨年みんなが『よかった』と言うから僕も走ろうかなと思った。桜もとてもきれいな時期。香貫山の夜景とあの桜を見てほしい。沼津のいいところを全国の皆さんに知ってもらいたい。静岡県内のマラソン大会が3つほど終了したと聞き、福岡国際マラソンも75回大会で終了した。寛平アメマナイトマラソンを全国展開していきたい。沼津を元気にするまで頑張ります」とも。
参加費は5,500円~1万1,000円。定員は各コース1000人。申し込みは先着順で、締め切りは来年3月6日。