小麦と塩と水だけで作るハード系のパン・サワードウブレッドと花の店「サワードウ」(沼津市大手町)が1月24日、オープンした。
同店の運営は「リグラン」(幸町)。昨年11月にリニューアルした「いせや本店」(同)に続き2店舗目となる。
サワードウブレッドは、イースト菌を使わず、粉と水を混ぜた生地を発酵させる過程で生まれる自家製天然酵母・サワー種を使って製造するパン。同店では富士山の伏流水と沼津の戸田塩を使っている。
プレーン(800円)のほか、フィリング入りのハーフサイズの「ベーコンチーズペッパー」(750円)、「クランベリーホワイトチョコ」(750円)、朝霧バターとこし餡を挟んだ「あんバターサンド」(550円)のほか、いせや本店では扱っていない「クルミチーズ」「金時芋練乳」「イチジクキャラメル」「週替わりのサワードウ」(全て750円)など約8種類を提供する。店内ではブーケなども販売している。
同店スタッフの山崎友也さんは「長時間発酵のサワードウは炭水化物やグルテンを分解するので、消化不良を起こしにくいといわれている。日常使いとしてのサワードウと、日々をより豊かに彩るためのアイテムとしてブーケなども販売している」と話す。
「オープン1週間で近隣住民にたくさん来てもらい、ありがたく思っている。定期的に開催するリースやブーケのワークショップなどを通して、日常を華やかにするお手伝いができたら」とも。
水曜・金曜・土曜営業(祝日は除く)。営業時間は11時~13時。