下田を中心とした伊豆南部のツアー企画を行うNPO法人いずのせんたんコンシェルジュ(伊豆市)が1月12日、ツアー企画「水仙まつり×海洋浴ノルディックウオーキング」を開く。
同企画は、爪木崎を中心に景色を見ながらウオーキングするもの。爪木崎はスイセンの群生地として知られていて、その数は約300万本と言われている。ツアーでは、爪木崎をはじめ松韻の小路や須崎漁港など約10キロのウオーキングのほか、黒船ホテルでの温泉入浴などを組み込む。
ツアー中の昼食は、下田の漁師料理である池之段煮味噌鍋(いけんだにみそなべ)を用意しツアー客に振る舞う。池之段煮味噌鍋は、爪木崎の浜で漁師たちが朝早くにとった磯の魚や貝を鍋に入れて、ワカメや野菜と一緒に煮立てて自家製のみそで味付けした素朴な漁師鍋。。
同ツアーの企画・運営担当者の増田隼太郎さんは「見どころは須崎から爪木崎までの遊歩道。大島や新島などの伊豆七島が見られ、ジオガイドが丁寧に案内してくれる部分。早春の南伊豆をぜひ楽しんでほしい」と呼び掛ける。
参加費は3,000円(復路バス乗車券、ポールレンタル、昼食代、温泉入浴代、保険料含む)。事前予約制。問い合わせは伊豆のせんたんツアーセンター(TEL 0558-36-4541)まで。