パン店「小麦の奴隷 沼津店」(沼津市原)が5月25日、オープンする。
全国に急速展開し、カレーパンが人気の「小麦の奴隷」。実業家の堀江貴文さんのオンラインサロン「HIU(堀江貴文イノベーション大学校)」に集まったメンバーのコミュニティーから、堀江さんの発案によって生まれた「地域活性型エンタメパン屋」。2021年2月から全国でフランチャイズ出店を開始。同店は「小麦の奴隷」ブランドでは静岡県内2店目、沼津市内では初となる。
取り扱う商品は、カレーパングランプリ・東日本揚げカレーパン部門で2020年と2021年に金賞を受賞した「ザックザクカレーパン」(290円)を中心に、北海道産のフレッシュクリームチーズを使った「とろ生バスクチーズケーキ」(1,980円)など約30種類。
オーナーの深澤百貴さんは「この周辺にはパン屋が少なく、焼きたてのパンを地域の人に届けたいと思って出店した。地元の人に愛される店に育てていきたい」と話す。
店長の松本佳樹さんは「現在はオープンに向けた準備中で、通りがかる人から『楽しみにしているよ』などの声をもらって励みになる」と地域の反応について話し、「オープン1、2カ月後を目標にパンの移動販売を行いたいと考えている。買い物が不自由な高齢者にも出来たてのパンを届けたい」と展望を話す。
営業時間は9時~17時(オープンから3日間は10時~)。火曜定休。