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沼津の和菓子店で週末限定「どら焼きバーガー」 若手スタッフたちが考案

どら焼きバーガーを持つ土井常務

どら焼きバーガーを持つ土井常務

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 和菓子店「雅心苑(がしんえん)」金岡店(沼津市金岡)併設のカフェが、どら焼きの皮を使ったハンバーガー「どら焼きバーガー」の販売を始めて1カ月がたった。

どら焼きバーガー

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 雅心苑は「土井製菓」(沼津市足高)の一部門として1979(昭和54)年に「雅心苑土井」としてオープン。1989(平成元)年、「雅心苑」として分離独立し、静岡県東部地域で現在6店舗を運営している。

 「どら焼きバーガー」はオーロラソースを付けたハンバーグ・レタス・トマト・卵・チーズなどの具材を、同社で製造・販売しているどら焼きの皮で挟んだもの。土曜・日曜のランチタイム限定で提供する。

 同社の土井麻紀常務は「昨年から販売・製造・営業各部門の若手スタッフが集まり、製品開発会議を行っている。その際、スタッフから『どら焼きのバーガーを作ってみるのはどうか』というアイデアが出て、挟む具材やソースを検討し商品化した」と話す。

 注文した客からは「甘いどら焼きの皮と、具材との甘しょっぱい感じが癖になる」など意外性に驚く声が寄せられているという。

 土井さんは「和菓子の伝統をつなぐために、若い人にも和菓子の存在を知ってもらいたい。そのために、伝統を大切にしながら時代に合わせた商品を作っていけたら」とも。

 価格は500円。カフェランチタイムは11時~15時。店の営業時間は8時30分~19時。

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