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三島にスープカレー店 札幌出身の店主がスープカレー文化広めようと出店

店主の和田侑也さん(左)と未帆さん

店主の和田侑也さん(左)と未帆さん

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 三島田町駅近くのラーメン店で間借り営業していたスープカレー専門店「スープカレーよつば」(三島市本町)が5月5日、本格営業を始めて1カ月がたった。

 「全部のせチキン」(1,600円)

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 店主の和田侑也さんは札幌市出身。大学進学をきっかけに三島に移住後、会社員時代にバンド活動の音楽仲間だった「ラーメンやんぐ」(三島市北田町)店主を通じ、ラーメンスープのだしを使ったスープカレーの研究をするようになったという。約2年をかけた研究の末、専門店を出店した。

 メニューは、チキンレッグ1本と7種類の野菜が入った「チキンとやさい」(1,320円)、13種類の野菜とホタテ、エビなどが入った「全部のせシーフード」(1,600円)、「スープカレーのラーメン」(1,050円)など。

 和田さんは「札幌にはスープカレーの店がたくさんあり、店によって特色がある。三島にはスープカレーの店が少ないので、スープカレー文化を根付かせたい」と話す。

 スープカレーのスープは、トマトベースとエビベースの2種類を用意する。辛さは、辛くない「0」から1段階ごとに「10辛」まで、客の希望で20辛や30辛以上の注文にも対応する。

 侑也さんの妻の未帆さんは「辛さゼロのカレーもあるので、小さな子どもでも食べることができる。野菜嫌いだという子が当店でモリモリ野菜を食べる姿に母親が驚いていたこともある」と話す。

 侑也さんは「間借り営業時はコロナ禍で外食する人も少なく、どうしたら人を呼び込めるのかと苦心した。そのころの経験が今に生きている。今後はキーマカレーや三島野菜をふんだんに使ったカレーなどの限定メニューも提供していく予定。スープカレーをまだ食べたことがない人に一度食べてもらえたら。今後も自分たちの好きな物やカルチャーを発信していきたい」とも。

 営業時間は、11時30分~14時30分、17時30分~21時。日曜・月曜定休。

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