「大瀬海上花火大会」が9月3日、大瀬崎浮桟橋(沼津市西浦江梨)を中心に開かれる。
大瀬崎は湾内や外海、先端に合わせて9つのダイビングスポットがあり、初心者から上級者まで毎年多くのダイバーが訪れる。
同花火大会は2000(平成12)年、ダイバーへの感謝の気持ちを表そうと初めて開催。毎年9月の第1土曜日に開催して今年で22回目。昨年は緊急事態宣言が発令され10月に延期したが、台風の影響で中止となったため、開催は2年ぶりになる。
大瀬海浜商業組合の高野貴好組合長は「ダイバーへの謝恩花火で始まったが、今では一般客も花火を目的に大瀬に来てくれるようになった。9月に行われる花火大会はあまりなく、珍しいと聞いている」と話す。
今年は、浮桟橋とダイビングハウスマンボウ前桟橋の2カ所から約800発を打ち上げる予定。高野さんは「2カ所で打ち上げるのは初めての試み。夏の余韻に浸りながら、9月の花火を楽しんでもらえたら」と話す。
開催時間は20時~20時15分。