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沼津の大瀬で海中クリスマスツリーのライトアップ 「密」を避ける海中でサンタ姿のダイバーも

点灯中の海中クリスマスツリーとサンタ姿のダイバー(大瀬海浜商業組合 提供)

点灯中の海中クリスマスツリーとサンタ姿のダイバー(大瀬海浜商業組合 提供)

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 沼津市南部にある大瀬崎(沼津市西浦江梨)の海中に現在、クリスマスツリーが設置されイルミネーションが点灯している。

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 大瀬崎は湾内や外海、先端に計9つのダイビングスポットがあり、初心者から上級者まで毎年多くのダイバーが訪れる場所。ツリーは高さ約3メートルで、湾内中央の水深約10メートル付近の海底に11月24日に設置した。大瀬海浜商業組合に所属する若手組合員が活性化委員会を組織し、装飾を行った。

 海中ツリーの設置は2007(平成19)年から行っていて、2016(平成28)年からはイルミネーションの点灯も始め、毎年このシーズンに訪れるダイバーたちのフォトスポットとなっている。

 きっかけについて同組合の高野貴好組合長は「まだドライスーツが普及していない時代は、10月から11月でダイビングを休止し、翌年のゴールデンウイークに再開するというダイバーが多かった。冬の時期にももう一度足を運んでほしいと毎年11月にダイビングのカレンダーを製作し配布したことの延長で、海中にクリスマスツリーを設置するようになった」と話す。

 サンタ姿で海中撮影に臨んだ「はまゆうマリンサービス」の西川洋子さんは「スローシャッターでの撮影に中性浮力でなるべく動かないようにした。皆さんに喜んでもらえたらうれしい」と話した。

 高野さんは「初心者からフォト派ダイバーまで、広く楽しめるのが大瀬の魅力。『密』が避けられる海中で、今年の潜り納めに楽しんでほしい」と呼び掛ける。

 イルミネーションの点灯時間は13時~15時(土曜は18時~19時30分)。ツリーの設置は25日まで。

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