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沼津のパン店にウインドーアート 地元画家が我入道の魚など描く

店主の鈴木さん(右)と画家のマツナガさん

店主の鈴木さん(右)と画家のマツナガさん

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 パンの製造・販売を手がける「はなぱん」(沼津市我入道浜町)の入り口に11月19日、ウインドーアートが完成した。

「辮天丸(べんてんまる)」の文字を書き入れる鈴木さん

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 沼津市在住の画家マツナガマサエさんのアート。アクリル絵の具を使い、花やパン、小麦、タチウオ、アジ、タイ、漁船などを約3日かけて描いた。

 制作のきっかけを店主の鈴木華子さんは「マツナガさんのウインドーアートをSNSで知り、はなぱんの雰囲気に合うと感じ2年前に依頼した」と振り返る。

 完成したウインドーアートには、我入道の漁師だった鈴木さんの祖父の漁船も描かれている。鈴木さんは「祖父のような立派な人になりたいと願いを込め、マツナガさんが描いた船の上に私が『辮天丸(べんてんまる)』の文字を書き入れた」と話す。

 マツナガさんは「いつも周りの人に感謝している華子さんの温かい雰囲気が出るように描いた。黄色・オレンジ・グリーンを基調に絵本のようなイメージに仕上げた」と話す。

 鈴木さんは「思いがこもったこの絵に励まされる。店では我入道で一本釣りされるタチウオや、アジ、タイを使ったバケットサンドを提供している。沼津の魚の魅力をウインドーアートからも発信していけたら。フォトスポットとしてもベンチに座って気軽に写真を撮ってもらえたら」と笑顔を見せる。

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