沼津市ふるさと納税自動販売機の運用が3月10日、沼津港の商業施設「沼津みなと新鮮館」(沼津市千本港町)で始まった。
タッチパネルで5,000円または1万円の2種類から寄付額を選択し、住所と名前を登録しクレジットカード決済で寄付金を納める。カード決済後に発行される「返礼品引換券」を持参し、対象店舗で返礼品を受け取る。
返礼品は、寄付額の3割に当たる「沼津かねはち」(同)の食事券や「沼津深海プリン工房」(同)の商品引換券、「しーらかんすCafe」(同)の「深海もなかセット」など11店舗の18種類を用意し、その場で受け取ることができる。
沼津市観光戦略課ふるさと納税推進係長の重田直人さんは「多くの観光客が訪れる沼津港に設置することで、旅先で手軽に寄付できる利便性やこれまでふるさと納税をしたことがない方にもアプローチできることも期待して設置した。返礼品の進呈を通じて、初めて沼津に来た人にも、沼津を好きになってもらい、また来たいと思ってもらえたら。今後も取り扱う返礼品を増やし、沼津港の新たな魅力の一つにしていきたい」と話す。