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沼津の「オイルサバディン」がサッカーチームとコラボ チームカラー生かしたパッケージ

アスルクラロ沼津とのコラボレーション缶を持つ杉本社長(右)

アスルクラロ沼津とのコラボレーション缶を持つ杉本社長(右)

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 沼津で水産加工品製造・鮮魚の仲買卸業などを手掛ける「かねはち」(沼津市蛇松町)が9月5日、サッカーチーム「アスルクラロ沼津」とのコラボ新商品「オイルサバディン コラボレーションパッケージ」を販売する。

コラボ缶にはアスルクラロのロゴも

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 かねはちは1983(昭和57)年に創業の鮮魚仲買を中心に行う水産加工会社。主に飲食店や水産加工業者向けにサバを中心に鮮魚の販売を行っている。

 サバは沼津港を代表する魚種の一つで2020年の同港からの水揚げはおよそ4,000トン。同社は缶詰工場や食品加工工場へサバを卸している。

 杉本幸仁社長は「サバは昔から沼津の港でも代表する魚種でサバのよさを多くの人に知ってもらいたい」との思いから、サバのオイルサーディンの缶詰「オイルサバディン」を2011(平成23)年に開発した。

 杉本社長は「オイルサバディンはしっかりと薫製したサバを手でほぐして、骨を取り除いてオイルに漬けるので安心して食べられる一方、製造にとても手間が掛かる」と話す。

 ランアップは現在、「ナチュラル」「ガーリック」「ブラックペッパー」「綿実油」の4種類。これまで10年間で60万缶を販売したという。

 J3所属のサッカーチーム「アスルクラロ沼津」とのコラボ商品は、「ナチュラル」の味を使い、パッケージデザインはアスルクラロカラーの水色。売り上げの一部は地元の漁業・水産業発展のために寄付する予定。

 販売は9月5日開催のアスルクラロ・ホームゲームで行う予定。杉本社長は「アスルクラロと一緒に、オイルサバディンとサッカーチームの存在を知ってもらい、共に成長できれば」と話す。

 価格は540円。アスルクラロのホームゲーム会場ほか、かねはち各店舗・オンラインショップで販売する。

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