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沼津の喫茶店「どんぐり」が50周年 水流で運ぶ名物スタイル、現在も

店主の斉藤重昭さん

店主の斉藤重昭さん

 沼津駅近くの喫茶店「甘味処どんぐり」(沼津市大手町5丁目8番22号)が7月27日で50周年を迎えた。

店内に設置するジュークボックスは1977年製Rock-Ola社 470モデル = 沼津の喫茶店「どんぐり」が50周年創業50年 水流で運ぶ名物スタイル、現在も

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  同店は、店内のカウンターに水流を設け、注文したメニューを木おけに載せて提供する独自のスタイルが特徴。そのスタイルは娘に引き継がれ、神奈川県湯河原町でも同店のスタイルを継承し営業している。

  沼津在住の多くの人にとって「喫茶店デビューの店」となった同店は、店主の斉藤重昭さんが28歳の時に開いた。元々は祖父の代から続く鮮魚店だったが、「朝が早いのが嫌だった。喫茶店なら少し遅く始められる」と業態を転換。水流を使った提供システムは、斉藤さんが埼玉県・大宮にあった喫茶店で見た仕組みを取り入れたという。

  メニューはパフェなどの甘味を中心に提供する。「開業当時、周辺にコーヒーを中心に出す喫茶店はたくさんあったが、甘味も出す店は少なかった」と斎藤さん。以降、同店の人気メニュー1位は創業当時から50年間変わらず、「いちごパフェ」(960円)。いちごパフェと並んで当時から人気が高いのが、食事メニューとしても人気の「きしめん」(630円)だという。

  近年はマスコミやSNSを通じて店の様子が広まり、客層の約半数は県外客が占め、最近は台湾や韓国、中国など海外からの旅行客も訪れている。店内ではオリジナルタオルも販売している。

  50年間続けられた秘訣(ひけつ)について、斉藤さんは「朝早くないからゆっくりやれること」と笑いながらも、「普通にそのままやっていること」と話す。今後については、「新しいことをやる予定はない。健康に気を付けて、このまま続けていきたい」と意気込みを見せる。

 営業時間は11時~19時。水曜定休。

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