紙芝居コンテスト「第10回 ニッポン全国街頭紙芝居大会inぬまづ」が7月2日、沼津の仲見世商店街(沼津市大手町)など7つの会場で開催される。
日本全国のプロ・アマの紙芝居師45組が集まる同大会。2012(平成24)年から毎年開いていたが、新型コロナウイルス感染症の影響で2020年、2021年は中止し今回が10回目の節目となる。記念大会として、過去に大賞を受賞した6組が競う「グランドチャンピオン」部門を初めて行い、観客の投票でグランドチャンピオンを決める。子ども・学生部門の「紙芝居甲子園」も初開催する。
実行委員長で街頭紙芝居師の三ツ沢グッチさんは「初回は紙芝居師8人の参加だったが、今では7会場45組が参加する大会となり、紙芝居業界では知らない人がいないほどのレベルが高く目標とされる大会になってきた」と話す。
「真の紙芝居日本一が決まる記念の大会なので会場で見てほしい。子ども・学生部門の『紙芝居甲子園』の演目課題は沼津の昔話『天狗(てんぐ)のすもう』にし、沼津をよく知ってもらう機会にできたら。今後は子どもの参加者も全国から集まる大会にしていきたい」とも。
開催時間は10時~16時。