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三島のふ菓子店が夏季限定「いろどりふがし花」 人気で再出荷開始

「いろどりふがし花」を持つ伊丹専務

「いろどりふがし花」を持つ伊丹専務

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 ふ菓子の製造・販売を行っている「三島食品」(三島市南二日町)が7月3日、夏季限定商品「いろどりふがし花」の再出荷を始めた。

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 静岡県では、ふ菓子のことを「さくら棒」と呼んで親しみ、黒砂糖ではなく白砂糖を溶かした糖衣を使う。ピンク色が基本で、長さは90センチと通常のふ菓子に比べ10倍ほど長い。

 同社は、県東部で唯一のさくら棒の製造元。3代目の伊丹大地さんが社長就任後、ふ菓子の製造に注力。現在は「麩(ふ)の菓おふや」ブランドを展開し、ネットの販売のほか、同社併設の無人店舗などで販売し、業績を伸ばしているという。

 「いろどりふがし花」は5月24日、店頭とオンライン限定で販売を始めたが数時間で売り切れ、品薄になっていた。その後、製造体制を強化し、同日、再出荷を始めた。同社商品企画担当の伊丹千尋専務は「オンラインで在庫を補充する度に売れる人気商品。店舗に立つと、土産やギフト用に購入しているという話をお客さまから聞くことも多い」と話す。

 商品は、ストロベリー、ブルーベリー、フランス産蜂蜜の3種をラインアップ。ストロベリーとブルーベリーはピューレを使って果実の酸味を再現。蜂蜜は「素材が持つ上品な甘さを生かした」という。

 今後について、伊丹さんは「ふ菓子は、小さな子どもからお年寄りまで安心して食べられるのが特徴。この特徴を生かして新商品を作り続け、家族のコミュニケーションが活性化するアイテムを生み出していければ」と意欲を見せる。

 価格は700円。販売は8月末まで。

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