小説家万城目学さんによる講演会「万城目学、井上靖ワールドときどき長泉町などについて語る」が11月18日、長泉町文化会館(ベルフォーレ、長泉町下土狩)で行われる。
万城目学さん直筆の「わたしを変えた井上靖の一冊」(関連写真3枚)
井上靖文学館開館50周年記念事業の一環。万城目さんは大阪府出身。2006(平成18)年にファンタジー小説「鴨川ホルモー」でデビューし、テレビドラマ化された「鹿男あをによし」、映画化された「鴨川ホルモー」「プリンセス・トヨトミ」の原作者として知られる。
同館学芸員の徳山加陽さんは「デビュー前のサラリーマン時代を静岡で過ごし、井上靖作品を全て読んでいるということを知り、いつか長泉で講演会をしてほしいとずっと思っていた。演題の『万城目学、井上靖ワールドときどき長泉町などについて語る』は万城目さんに付けていただいた。万城目さんファンはもちろん、最近あまり本を手に取っていないという人にも来てほしい」と話す。
14時開演。定員500人。入場無料。