沼津市南部にある大瀬崎(沼津市西浦江梨)の海中に現在、クリスマスツリーが設置されイルミネーションが点灯している。
大瀬崎は湾内や外海、先端に計9つのダイビングスポットがあり、初心者から上級者まで毎年多くのダイバーが訪れる。
ツリーは高さ約4メートルで、湾内中央の水深約10メートル付近の海底に設置。大瀬海浜商業組合に所属する若手組合員が活性化委員会を組織し、装飾した。海中ツリーの設置は2007(平成19)年から行い、2016(平成28)年からはイルミネーションの点灯も始め、毎年このシーズンに訪れるダイバーたちのフォトスポットとなっている。
今年は、薄いピンク色のツリーに青や水色などの装飾を施した。23日にはナイトダイビングに合わせ、発光ダイオード(LED)の電飾の数を増設するという。
同組合の高野貴好組合長は「ダイバーに楽しんでもらえるよう、毎年趣向を凝らしたツリーを設置している。毎年今年も寒い季節になったが、今年の潜り納めとして大瀬の海中クリスマスツリーを見に来てほしい」と呼びかける。
ツリーの設置は今月25日まで。