「Aquamarine Numazu(アクアマリン・ヌマヅ)」が3月1日、新商品「Mikan de Nishiura non-alcoholic Sparkling(ミカン・デ・ニシウラ・ノンアルコール・スパークリング)」の販売を始めた。
Mikan de Nishiura non-alcoholic Sparkling
西浦産の規格外ミカンを使った同商品は、皮を手作業でむき、果汁を絞ることで雑味の少ない味に仕上げた。価格は250ミリリットル入り=970円。現在、沼津市内の飲食店のほか、物産販売所などで販売している。
同商品を開発したアクアマリン・ヌマヅの今田隼輔社長は、結婚を機に地方への移住を考え、2023年から沼津市の地域おこし協力隊を務めている。今田さんによると、就任当時、沼津の内浦地域で栽培されているミカンに着目。廃棄されていた規格外ミカンの再活用を考えたという。
「傷がついたり摘果の際に廃棄されたりする規格外ミカンにも価値がある」と今田さん。今後について「初回1000本を販売した同商品は1週間で500本以上が売れ、人気は上々という。
今田さんは「お酒を飲めない人や、飲めないシーンでも利用して豊かな気持ちになってほしい。「現在の10倍の1万本販売を目指していきたい。今後も沼津地域の産物に付加価値を見いだし、地域を活性化していきたい」と意気込む。