沼津市在住のクリエーター「千浜ちも」さんが5月15日、沼津市のご当地バーチャルキャラクター「西浦めめ」グッズを再販売する。
「西浦めめ」は、駿河湾の深海生物「メンダコ」が人間に変身する技を覚え、人間の姿でこっそり沼津の街に遊びに行くという物語キャラクター。2023年3月19日にデビューし、100日間「ぬまづの宝100選」を紹介する動画「ぬまづの宝100選めめぐり!」をユーチューブに投稿。同年8月に沼津市から「ぬまづの宝100選広報大使」に任命され、市公認キャラクターとなった。
千浜ちもさんはこれまで、市職員として働きながらボランティアで動画投稿などの活動をしてきた。千浜さんは今年3月に退職し、収益を伴う活動が可能となったことから、ウェブサイトで公式グッズの販売を4月21日に始めた。
商品ラインアップは、アクリルスタンド(2種、各2,200円)と缶バッジ(2種、各440円)、アクリルキーホルダー(1,320円)、オーロラアクリルキーホルダー(1,100円)。コンプリートセット(限定シチュエーションボイス付き、7,700円)も用意する。オーロラアクリルキーホルダーとコンプリートセットは準備した約50個が4日間で完売した。
千浜さんは「これまでは平日の日中に仕事をして、帰宅してからの時間でグッズを製作していた。今はずっとやりたかったことを集中してやることができ充実している。グッズがこんなに早く売り切れると思っていなかったので、みんなの愛にびっくりしている」と話す。
西浦めめの誕生日に当たる5月5日は新ビジュアルを公開した。半袖のセーラー服姿で左手に西浦みかん、右手に西浦レモネードを持ち、水色の髪飾りとリストバンドを着けている。「髪先はミカンを食べ過ぎてほんのりオレンジ色になっている」と千浜さん。
千浜さんは「今月から専門学校で3Dモデリングを勉強する。めめちゃんのさらなる進化と共に、真剣に沼津のことを発信していきたい」と意気込む。