千鳥観光汽船(沼津市千本港町)が7月13日~15日の3日間、「海の日3連休 沼津港・大瀬崎・戸田 特別便」を運航する。
2014(平成26)年に沼津港と戸田港を結ぶ定期便が廃止されたが、千鳥観光汽船70周年記念を記念して昨年の「海の日」に3日間限定で復活。昨年好評だったことから、今年も開催するという。各日往復計3便で、沼津港と戸田港を約70分で結ぶ。
千鳥観光汽船を運営する「浜友グループ」(東京都千代田区)の営業課長・小林直貴さんは「大瀬や戸田に行くには、陸路の公共交通を使うと電車やバスの乗り継ぎが必要で、車の場合は山道の運転を余儀なくされる。船を使えば沼津港から大瀬まで約30分、戸田まで約1時間で移動することが可能」と話す。
小林さんは「自社船舶を使って、沼津や伊豆半島の観光を盛り上げていきたい。沼津港・大瀬崎・戸田は風光明媚(めいび)で、それぞれ違った良さがある。遊覧クルーズで、船の上から沼津の魅力を五感で体感してほしい」とも。
片道料金は、沼津港~大瀬崎=大人1,500円、小学生以下750円、大瀬崎~戸田港=同1,000円、同500円、沼津港~戸田港=同2,500円、同1,250円。