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伊豆箱根鉄道で「ビヤガー電車」 「鉄分多め」のクラフトビール飲み放題

乾杯する参加者

乾杯する参加者

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 貸し切り列車イベント「2024反射炉ビヤガー電車」が9月7日、伊豆箱根鉄道三島駅~修善寺駅間で行われた。

提供した9品のつまみ(関連写真3枚)

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 2010(平成12)年に始めた同イベント。当日は、ビアガーデンに見立てた3両編成の列車が三島駅を17時30分に出発し、参加した120人が往復2時間30分の旅を楽しんだ。

  車内では、蔵屋鳴沢(伊豆の国市韮山)が「伊豆箱根鉄道」と共同開発した「IZUPPAKO(いずっぱこ) BEER」のほか、世界一のビールを決める大会「WORLD BEER AWARDS 2023」のケルシュビール部門で最高金賞と日本一のクラフトビールを決める「Beer 1 GRANDPRIX」のライトカラーエール部門で金賞を受賞した「ニューワールドケルシュ」、韮山反射炉を建造した江川太郎左衛門の名前を冠したイングリッシュペールエール「太郎左衛門」の3種類のクラフトビールを飲み放題で提供した。特製のつまみ9品も提供した。

 「IZUPPAKO BEER」の仕込みには、同列車の運転士、丸山裕さんが携わった。鉄道にちなみ、鉄分豊富なスイカとパイナップルを使った「鉄分」多めのビールに仕上げたという。

 沼津市から参加した桜井英子さんは「ビアガー電車に乗るのは初めて。車内の中づり広告がビール紹介になっていて、装飾も手が込んでいた。3種類のビールもそれぞれの良さが際立っていた。IZUPPAKO BEERは鉄分も補給できて女性にもうれしい。車両全体に『楽しむぞ』という雰囲気があり、一体感があって有意義な時間を過ごすことができた」と話していた。

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