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富士山静岡交響楽団、沼津市民文化センターでコンサート クラシックを身近に

富士山静岡交響楽団

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 富士山静岡交響楽団のコンサート「enjoy ! クラシック」が9月23日、沼津市民文化センター(沼津市御幸町)で開催される。

司会と歌を担当するいとうちささん(関連画像2枚)

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 1988(昭和63)年創立の「静岡交響楽団」と1998(平成10)年創立の「浜松フィルハーモニー管弦楽団」が2020年11月に合体し、2021年4月から「富士山静岡交響楽団」となり、静岡県内唯一の常設プロオーケストラとして静岡県下広域で演奏活動を行うようになった同楽団。2022年4月に公益財団法人の認可を受け、2024年6月に日本オーケストラ連盟の正会員に承認された。定期演奏会やまちかどコンサート、病院・老人福祉施設・こども園などへのアウトリーチ、学校向けの音楽鑑賞教室などを行っている。

 同連盟正会員承認後初となる沼津公演。当日は、バレエ組曲「ガイーヌ」より「剣の舞」、「ディズニーメドレー」などを演奏予定。会場の来場者と「ふるさと」を歌うプログラムも用意する。指揮を松川智哉さん、司会と歌をいとうちささんが担当。文化庁の補助により、3歳以上18歳未満の先着325人を無料招待する。

 同楽団の岩崎清悟理事長は「プロの音色を静岡県下に広く届けたい。クラシックというと敷居が高くて足踏みする人もいるが、テレビCMや大河ドラマなど、さまざまなところでクラシック音楽は流れている。クラシックは気楽に楽しめる曲もたくさんあることを知ってもらうために、今回は、お子さま、親子連れなど、どんな方でも耳にしたことのある作品を集めて企画した。気軽に足を運んで、オーケストラメンバーの『協奏』を体感して、クラシック音楽を楽しむきっかけづくりができれば。昨今、殺伐とした世の中になっているが、特に若い世代の癒やしになれば」と話す。

 同施設の飯島百合さんは「楽器紹介あり、ソプラノのいとうちささんとともに歌うコーナーありの、クラシック初心者でも楽しめる60分。18歳未満の子ども無料招待席もまだあるので、お子さまと一緒に、中高生は友達同士や部活仲間と一緒に足を運んでもらえたら」と来場を呼びかける。

 14時開演。料金は全席指定1,000円。

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