
「めぐる映画祭」が11月8日、沼津の中心市街で開催される。
2023年に「みちくさ映画祭」として始まった同映画祭。全国公募から沼津の推薦委員が推す多様なジャンルの短編映画作品の上映を中心に、街なかの上映会場やスポットを巡る。
今年はエリアを広げ、「サンフロントホール」(魚町)、「スペースエイブルコア」「大手町会館」(以上、大手町)の3会場で上映する。「沼津ラクーン」(大手町)で開催するクロージングセレモニーには「ぽち」の藪本藍監督や「虹の橋通信」の浜川昌宏監督、「ごく普通の暮らしについて」のワタナベカズキ監督、「キッチンのうた」の綿貫楓監督、「届かない」の金森蓮監督などが登壇予定。公募で集まった約30人の沼津の推薦委員が「推したい映画」を選び、「思いのこもった推しコメントを寄せる」という。
同映画祭実行委員で、街なか空間を活用した映画イベント「スキマシネマ」主催者の大木真実さんは「今年は韓国からも作品応募があった。作品の幅が広がり、普段出合わないような作品に沼津の街なかで出合うことができる面白い機会になる。まち歩きを楽しみながら、いろいろな映画作品を楽しんでほしい」と話す。
全会場通し券は、前売り=一般2,500円・高校生以下1,500円、当日=同3,000円・同2,000円。