9月22日・23日にホテル昭明館(三島市一番町)で開催を予定している「伊豆経済大学」の準備が大詰めを迎えている。
63の出展者と10の特別講演を予定している同イベント。イベント内では、ホテルの各部屋の装飾を行い、出展者の世界観をつくり上げ、来場者とのコミュニケーションを促す仕組みづくりに取り組む。現在イベントスタッフと出展者、そして協力するボランティアスタッフたちの手によって作り込みが行われている。
会場となるホテル昭明館は1933(昭和8)年創業の老舗の旅館で、現在の旅館棟は1971(昭和46)年完成。現在は旅館棟・ホテル棟の2館で構成されている。今回は両棟とも取り壊しが決定しており、2017年3月を目標に建て替え工事が行われる。
今回のガレージセールのきっかけについて、イベント担当者は「準備の際に大量に出てきた資材を見つけ、宝の山が出てきたと思った。今回のイベントは『コミュニケーションでつながる』ことがメーン。再び使ってくれる人たちとつながることも重要と思い、イベントに組み込んだ」と話す。
今回のガレージセールで出品されるのは、ホテル営業で使われた品が中心。業務用冷蔵庫や製氷機、電気ポット、宴会で使われる刺し身の舟型盛台など約300点以上となる。一番大きい商品はロビーに飾られた赤富士の絵で、大きさは縦2.5メートル・横4メートルほどのもの。全ての品は自身で解体・持ち帰りが条件となる。
ガレージセールの開催時間は10時~16時。