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伊豆の国市で「ミズベリング会議」開催へ 地元中学生がアイデア提案

水辺のマップをもとにさまざまな提案を行う学生たち(前回の様子より)

水辺のマップをもとにさまざまな提案を行う学生たち(前回の様子より)

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 アクシスかつらぎ(伊豆の国市古奈)で11月23日、「第2回ミズベリングかのがわ会議」が開催される。

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 同イベントは昨年に次ぎ2回目。趣旨について、主催する国土交通省沼津河川国道事務所の佐野純一さんは「今までの全国の河川は治水の関係上、全て行政が管理していて、今まで有効活用が見いだせていなかった。今回の会議を通して、民間や企業など愛着のある人たちの意見を多く集め、よりよい河川の利用を目指したい」と話す。

 イベントでは、狩野川流域に在住する中学生たちが、狩野川を中心とした伊豆の国市内を自転車で巡り、学んだことをワークショップで意見を練り上げ、午後の関係者や一般市民らが参加する会議で発表した後、共に議論を交わす。討議のルールは「様々な意見に対して批判するのではなく、自由で楽しい意見を求める」とし、討議中は中学生以外の意見も呼び掛ける。

 佐野さんは「前回の会議の結果、沼津には川辺に芝生が敷かれ、市民の憩いの場になったり、川辺で頻繁にイベントが行われたりするきっかけとなった。今回の会議は上流から下流までの地域を対象とし、ポイントの活用よりも、地域同士をつないだ企画も募集したい。多くの活発なアイデアを募集したい」と期待を寄せる。

 開催時間は13時~15時。参加無料。

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