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稲取の神社に117段のひな壇登場 今年は「1日だけ」の日本一に

1日だけ「日本一」になった素盞嗚(すさのお)神社のひな壇

1日だけ「日本一」になった素盞嗚(すさのお)神社のひな壇

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 稲取にある素盞嗚(すさのお)神社(東伊豆町)で2月25日、「素盞嗚神社雛(ひな)壇飾り」が始まった。

【関連画像】稲取の日本一を左右する「伸びしろ」部分の階段

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 同イベントは今年で3回目。神社の参道にある階段をひな壇に見立て、ひな人形を飾る。初回は60段ほどだったが、昨年から規模を拡大。昨年から鳥居から本殿までの117段の階段には、全国から寄付で募った378体のひな人形が並べられている。

 昨年の時点で同イベントのひな壇は、それまで「伊東MAGARI(まがり)雛」の110段を抜いて日本一の段数となった。近隣で日本一を競う姿は日本テレビで放映されている「月曜から夜ふかし」に取り上げられ、全国的に話題となった。

 イベントを担当する稲取温泉旅館協同組合の田村佳之事務局長は「日本一を狙ったわけでなく、神社の石段に合わせて設置したもの。設置は組合員らによって行われ、昨年は2時間ほど掛かったが、今年は約半分の1時間ほどに。作業は期間中毎日行われる」と話す。

 段数日本一の同イベントだが、翌日26日には伊東市で行われるイベントで118段のひな壇が設置される予定で、今年の日本一の称号はわずか1日で返上されることになる。

 この事態に対して田村事務局長は「鳥居の下部分にまだ14段あるが、競り合うつもりはなく、お互いの街が盛り上がるような展開になってくれれば」とも。

 ひな壇の設置は10時30分~15時。雨天中止。イベントは3月6日まで。

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