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三島で「ミシマ社」社長招き図書館講座 「本作りと読書の広がり」テーマに 

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 三島市立図書館(三島市大宮町、TEL 055-983-0880)で2月27日、出版会社「ミシマ社」(東京都)の三島邦弘社長による「図書館講座」が行われる。

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 「出版業の原点回帰」を経営理念に掲げ、2006年に創業した同社。

京都と東京・自由が丘を拠点に「一冊入魂」をモットーとした出版活動を行っているほか、2013年から、会費制で同社を支援するサポーターを募り、共に会社運営を行うユニークな経営方針を進めている会社としても知られている。

同社が手掛ける出版物は、2011年の東日本大震災後に出版した書籍「いま、地方で生きるということ」(西村佳哲著)をはじめ、新しい働き方や生き方、書籍や書店をテーマにした読み物が多い。

 当日は、「これから読書はもっともっと面白くなる!-ミシマ社、三島で語ります-」と題し、「カフェタイムに読みきれる」をテーマに昨年から発行する「コーヒーと一冊」シリーズや、「移住と仕事」を特集した雑誌「ちゃぶ台」を出版する取り組みを交え、「本作りと読書の広がり」について話すという。

 三島社長は「ミシマ社と名前が同じ三島市には何度か訪れたことがあり、久しぶりの三島なので楽しみにしている」と期待を寄せる。

 同講座を企画した三島市立図書館司書の佐野裕美さんは「『みしま』という名前を介してできた三島さんとの縁をきっかけに、読書や図書館について関心を持ってもらえれば」と来場を呼び掛ける。

 14時開講。入場無料。

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