静浦小中一貫校生が「あわしまマリンパーク」で探究学習 地域貢献テーマに
探究学習の様子 = 静浦小中一貫校生が「あわしまマリンパーク」で探究学習 地域貢献テーマに
沼津市立静浦小中一貫学校(沼津市獅子浜)の9年生23人が6月4日、探究学習「志ラボ」の一環で、水族館「あわしまマリンパーク」(内浦重寺)を訪れ、地域貢献につながるアイデアを探る現地調査を行った。
沼津市内の小中学校で2028年度に探究学習「志ラボ」がスタートするのを前に、同校はパイロット校として本年度今年度から「志ラボ」を先行実施している。
同校の「志ラボ」では、「静浦の良さや課題に気づき、愛着や貢献の心を持つこと」をテーマに、地域資源を活用した探究学習を進めている。
9年生の探究テーマは「自分の強みで地域に貢献する力を育む『淡島を本気で盛り上げる探究学習』」。地域企業への貢献を目指し、生徒たちは同水族館を盛り上げるために自分たちに何ができるかを事前に考えた。生徒からは静浦のキャラクター「しずにゃん」と淡島にあるものをコラボさせたグッズを販売すれば注目されて集客につながるのでは」「水族館のカエル館で展示されている人気のカエルを生かして、『カエルまんじゅう』を開発して販売すれば来館者が購入してくれるのでは」などのアイデアが挙がった。
当日は同館スタッフから話を聞きながら館内園内を見学。施設の特徴や課題について調べるとともに、写真撮影や聞き取り調査を行った。生徒たちは積極的に質問を重ねながら、地域資源としての魅力や今後の可能性について理解を深めた。
生徒の中川愛花さんは「現地を調査してみて、老朽化が進んでいるところもあると感じたが、いろいろな工夫を施せば『あわしまマリンパーク』を盛り上げることができるのではないかと思った。これからは、あわしまに貢献するために何ができるかアイデアを出し合い、実現を目指していきたい」と意欲を見せる。
9年A組担任の江藤亮太教諭さんは「地域にある企業に貢献するために、自分たちに何ができるのかという切実な問いを持って現地調査を行ったことで、生徒たちの主体的な行動が多く見られた。探究学習の進め方を学ぶと同時に、中学生がどこまで企業に貢献できるのかという期待もある。今後どのようなアイデアが生まれるのか楽しみにしたい」と期待を込める。
同校では今後、生徒たちが調査結果を整理・分析し、地域活性化につながる企画や提案づくりを進める予定。地域の企業や住民との関わりを通じて自ら課題を見つけ、解決策を考える探究学習を深めていくという。