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伊東の佛現寺で日本一の118段のひな壇 伊豆で「ひな壇戦争」ぼっ発か?

2年ぶりに返り咲いた「日本一」のひな壇。地元の幼稚園生たちも長さに驚いている

2年ぶりに返り咲いた「日本一」のひな壇。地元の幼稚園生たちも長さに驚いている

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 伊東にある佛現寺を中心にしたひな壇イベント「第4回伊東MAGAIR(まがり)雛」が2月26日、始まった。

118段の途中にあるフォトスポットに座る子どもたち

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 同イベントは市内のメーン会場とサテライト会場の合計9カ所で開催されるもので、ひな人形計2965体を飾る。

 佛現寺会場では、敷地にある118段の階段を利用した850体のひな壇がメーンとなり、その数は昨日まで117段のひな壇が飾られている隣町・稲取の素盞嗚(すさのお)神社(東伊豆町)を「1段だけ」上回り、2年ぶりに日本一の座を奪還した。

 同イベントについて、実行委員長の佐藤潤一さんは「4年前のイベント開催時には日本一を目標として行い、多くの観光客が訪れてくれた」と話す。昨年、稲取に日本一の座を奪われたときは「とにかくびっくりした。自身も事前まで知らなかった」と振り返る。

 今年は石段を目いっぱい使った118段で日本一を奪取したが、素盞嗚神社にはまだ14段の石段の「余裕」があることを伝えると、佐藤委員長は「石段の上にひな壇を作るなど、何としても日本一は維持していきたい。2番目では意味がなく、日本一は目指し続ける」と意欲を見せる。

 伊東と東伊豆町という隣同士の地域で行われる「伊豆ひな壇戦争のぼっ発」かと思われたが、佐藤委員長は「戦争やけんかをするつもりはない。お互いが成長し合いながら、この地域を全国に発信していきたい」と話し、現在、商工会議所同士でコラボレーションを模索していることも明かす。

 佐藤委員長は「お互い1週間ほどの開催で、この週末は天気もいいと聞いている。お互いのひな壇を見に来てほしい」と来訪を呼び掛ける。

 開催時間は9時~16時。3月3日まで。

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