JR三島駅南口にある三島市総合観光案内所(三島市一番町)が5月10日、来所者100万人を達成した。
2003年10月に、市内の観光案内を目的に開設立した同施設。市内の名所案内パンフレットを設置するほか、レンタサイクル事業、宿泊施設の紹介、観光アドバイスを行っている。
同施設は年間平均約8万人が来所し、12年8カ月で100万人を達成した。100万人目の来所者は、三島市内在住の風間由貴さんと神奈川県在住の田中彩乃さん。2人には記念品として、花束、みしまるくんキーホルダー、市内施設の優待券などが贈呈された。
三島市観光協会の山口賛(すすむ)事務局長は「リーマンショック後の需要低迷や東日本大震災の影響などで来所者が減少した年もあったが、近年はドラマのロケ地やインターネットサイトでのランキング上位になるなど、来所者が増えている」と話す。
12年にわたる案内所の運営について、山口さんは「一度だけ来てもらうのに満足せず、2度3度とリピートしてもらう接客やサービスにこだわった。親切で丁寧はもちろん、案内するときは笑顔で気持ちのいいサービスに徹した。当たり前と思われることだが、気持ちよく来所してもらうことを工夫し徹底した」と話す。
営業時間は9時~18時。