
三島市生涯学習センター(三島市大宮町)で7月9日、読書イベント「ビブリオトーク」が開催される。
同イベントは今回が3回目。イベントでは読書の感想を伝える一般参加型の「ビブリオトーク」のほか、市内在住の翻訳家・西山敦子さんや、大岡信ことば館(文教町)、ベルナール・ビュフェ美術館(長泉町)のスタッフなど、「本の達人」がお薦めの本を来場者との対話形式で紹介する。
京都の書店「誠光社」店主・堀部篤史さんによるトークイベントも開く。堀部さんは、イギリスのガーディアン紙で「世界で一番美しい本屋10店」に選ばれたことで話題になった、京都の「恵文社一乗寺店」の店長を13年経験した後、2015年に独立。「誠光社」を設立し、独自の観点で本を選んで販売を行う。同店は通常の書店と異なり、取次店を介さずに書店と直接取引をすることを中心としており、イベントでは新しい書店の意義や今後の書店のあり方などについて話す予定。
同企画を担当する三島私立図書館の佐野裕美さんは「市外からも注目・関心を集めるようになった。このイベントをきっかけに、多くの人たちが三島や本の魅力に触れてもらえれば」と話す。
開催時間は10時~13時。堀部さんのトークイベントは10時~。入場無料。