稲取にあるホテル「赤尾ホテル 海諷廊（かいふうろう）」（賀茂郡東伊豆町稲取 TEL、0557-95-2222）が7月29日から特別室3室をリニューアルし、営業を開始した。

　同館は1960（昭和35）年に開業したホテルで、部屋数は62部屋。同館は家族連れの旅行客をメインターゲットとし、目の前で調理が見学できる「ライブバイキング」形式の夕食の提供や、夜遅くまで開放している施設内プールや、無料の貸し切り風呂など、さまざまなサービスを展開している。

　今回のリニューアルは同館7階にある「特別室」3部屋。65平方メートル～84平方メートルの3部屋は、それぞれ海側に部屋付きの半露天風呂と内風呂を備える。赤尾恵太郎社長は「洋室にはソファとベッドのほか、和室にはビーズクッションなどを用意し、くつろぎの空間を演出するよう考えた」と話す。

　特別室には洗濯乾燥機を設置したランドリールームがあるのも特長。「滞在する人には、2泊以上家族で休暇を楽しむ人々も多く、ゆっくり家族と休暇を過ごしたい長期滞在者に対応するサービスを考えた」と赤尾社長。

　今後については「今後も施設のリニューアルやサービスを展開し、多くの人が求めるサービスを提供したいと考えている。それにより、よりさまざまな旅行者のニーズを捉えていきたい」と話す。