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三島の学生団体、クラウドファンディングで河川清掃本格化目指す

学内でアピールをするメンバーたち

学内でアピールをするメンバーたち

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 順天堂大学保健看護学部(三島市大宮町)の学生らが中心となって結成するボランティアグループ「大場川クリーンズ(通称=DRC)がクラウドファンディングで資金を集めており、12月12日の終了が目前に迫っている。

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 同団体は、順天堂大学保健看護学部の辻川比呂斗准教授らが中心となって作った学生団体。辻川さんは会の結成について、「自分が教えている生徒は看護学生が中心。学生らは授業が忙しく、学内にこもりがちな看護学生に自然と触れ合ってほしいと、三島市を流れる大場川を学生たちと楽しみながら活動できる団体を考えた」と話す。

 同団体は今年で6年目を迎え、現在ではメンバーが100人を超える団体に。主な活動はSUP(スタンドアップパドルボード)やカヌーなどを使い、大場川の河川を「楽しみながら」清掃活動を実施。辻川さんは「単なるボランティアではなく、自分が楽しむ体験があるからこそ継続し、自分事として行える」と話す。

 今回のクラウドファンディングでは目標額を100万円に設定し、10月28日にスタート。12月12日の締め切り目前で、現在「最後のお願い」として学生らメンバーが市内で募金を呼び掛けている。

 辻川さんは「費用は今後の活動を補強するために軽量のSUPの購入に充てる。現在は大学の備品を使っているため利用に制限がある。今回は独立して設備を持つことによって、より幅広い活動が可能になる。大場川だけでなく、多くの人々と交流し、柿田川や狩野川の清掃も行っていきたい」と意欲を見せる

 辻川さんは「今回の活動を通して、このサークルの活動を、生徒・自治体だけでなく、近隣の企業や団体にも、社会貢献活動の一環として協力・参加してほしい。今後も多くの人たちと楽しみながら清掃を続けていきたい。そのために、ぜひ協力する人たちに声を掛けていきたい」と話す。

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