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沼津・愛鷹で「新しい」町まつり 世代の枠を超え「まちの魅力」発見

中央の三澤さんを取り囲む、実行委員と参加・出店者たち

中央の三澤さんを取り囲む、実行委員と参加・出店者たち

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 沼津市愛鷹(あしたか)地区の空き地で3月18日、地域住民が主体となりイベント「ASHITAKA LOCAL MARKET(アシタカローカルマーケット)」が開催された。

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 沼津駅から北側に位置する愛鷹地区の住民を中心とした参加者で行われた同イベント。

 当日は、14ブースが出店したほか、愛鷹ゆかりの女性4人によるトークショー「アシタカトーク」などのコーナーなどを展開。地元住民を中心に多くの参加者が集まった。

 イベントを企画した沼津市職員の三澤和也さんは「生まれも育ちも愛鷹。今回のきっかけは自分たちの住みたい街はどんなものか、地元の仲間らと一緒に『あしたか会議』というミーティングを重ね、街の魅力を伝えるための新しい形のイベントを企画した」と話す。

 会場内のブースは全て三澤さんら実行委員による「声掛け」で集めた。ステージも手作りし、多くの協力者を得たという。会場も地元住民が提供し、会場周辺ではボランティアで交通整理する住民や、自宅のトイレを開放する人もあった。

 近くで飲食店を経営する山本雄一さんは「とてもいいことだと思い、応援したい気持ちで差し入れを持ってきた。若い世代だけが頑張っていると思ったが、幅広い年齢層が集まり、盛り上がっていたのはよかった。今後も続けていってほしい」と話す。

 三澤さんは「立場に関係なく、自分は何ができるか、まずはやってみることからスタートした。予算も自分のこづかい程度と想定し、小さなことからはじめてみた。イベントはもちろんだが、集まってくれた人たちと今後もつながりを持っていきたい。今後は、この小さな町のお祭りがほかの地域にも広がってくれれば」と期待を寄せる。

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