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熱川バナナワニ園のアマゾンマナティー、名前決まる 54歳にして「命名」

54歳にして命名された「じゅんと」と志村さん

54歳にして命名された「じゅんと」と志村さん

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 熱川バナナワニ園(賀茂郡東伊豆町奈良本)で5月26日、飼育しいるオスのアマゾンマナティーが「じゅんと(Junto)」と命名された。

 アマゾンマナティーは主に南米に生息する、マナティーの一種で、体長は最大280センチになり、体重は350キロから500キロに成長するという。

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 同園のマナティーは1969(昭和44)年に海外から運ばれたもので、現在推定年齢は54歳。ゆっくり泳ぐそのスタイルは園内でも好評で、広報担当の志村貴幸さんは「かわいらしい目が特徴的で、女性などにも人気。草食動物でレタスやキャベツなどをエサにしている」と話す。

 日本でアマゾンマナティーを飼育するのは同園のみ。世界でもアマゾンマナティーを飼育しているのは、サンパウロの2カ所のみという。「飼育や生体について個体数も少なく、まだまだ謎が多い。寿命は70年程度とされていて、人間とほぼ同程度と聞いている」と志村さん。

 今まで名前がなかった理由について、志村さんは「ワニなどは識別が難しく、開園当時から名前をつける風習がなかったが、来園者から『かわいい名前をつけてほしい』という要望が多く、今回の命名に踏み切った」と話す。

 名前は来園者を対象に3月18日から5月7日まで募集を行った。応募数は2111通にものぼる。「多数決で決めるのでなく、意味のある名前をつけたい」との思いから名前は、アマゾンマナティーの故郷ブラジルの公用語であるポルトガル語で「一緒」という意味を表すという「じゅんと(Junto)」に決定した。命名は都内在住の30代女性。

 志村さんは「じゅんとは人間でいうと『おじさん』の世代に当てはまる。愛らしい表情でこれからも長く、多くの人に一緒に暮らしていければ」と話す。

 開園時間は8時30分~17時。入園料は、大人=1,500円、中学生以下=750円。

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