伊豆地域にある高校3校と駿豆線沿線地域活性化協議会が現在、フリーペーパーを作成している。
地域活性を目的に伊豆箱根鉄道(三島市大場)と沿線の市町が参画する同協議会。
フリーペーパー作成は日本大学三島高校(三島市文教町)・静岡県立韮山高等学校(伊豆の国市韮山)・静岡県立伊豆総合高校(伊豆市牧之郷)の3校が参加し、伊豆半島の3市を紹介するフリーペーパーを作成する企画を実。
ターゲーット読者層は、地域活性や地方創生に興味のある大学生を設定し、単なる地域紹介を行うページだけでなく、地域で活躍する人に焦点を当てた特集記事なども盛り込むという。
10月23日は、伊豆総高等学校の生徒ら3人がコミュニティFM局「FMIS(エフエム・イズ)」(伊豆市柏久保)で、スタッフの仙座夏子さんを取材した。仙座さんは金沢出身で、現在同局のディレクターやパーソナリティ、営業・取材者として活躍している。
取材を終えた大川健太さん(2年)は「普段自分が見ていた景色に、いろんな隠れた情報があって驚いた。目線が変わった」と話す。萱間瑠夏さん(2年)は「どの人も行動力があることが印象的。話を聞いていて、自分も学ぶところがあった」と振り返る。
仙座さんは「自身の10年前とくらべてとても優秀で、しっかりした下調べがあって感心した。今回の取材を通じて、多くの人に出会い、多くの刺激を受けてもらえれば」とエールを送る。
取材は10月末まで行い、11月からデザインや編集作業に当たった後、来年1月に冊子を完成、発行する予定という。