伊豆ぐらんぱる公園(伊豆市富戸)で11月11日、イルミネーションイベント「グランイルミ」が始まった。
同イベントは同園が開園50周年記念イベントとして2015年に開催したもので、今年で3年目。昨年は期間中、およそ20万人の来場者があった。
8万平方メートルの敷地には、昨年の1.5倍の約600万のLEDライトのイルミネーションを設置。同園の広報担当者は「2年前に開催したときより球数は3倍になった。より密度を増していて、今年も『日本一濃いイルミネーション』を自負したい」と話す。
11日のオープニングには、同園のマスコットキャラクターのソテッチーが点灯式に参加。点灯ボタンを押した後に、イルミネーションと音楽が同期したプログラムが開始。点灯後に600発の花火が打ち上げられ、参加者らを楽しませた。
埼玉県から訪れた下田治美さんは「昨年に家族で訪れたのがきっかけで、すっかりファンになった。今年は一番最初に来てみたいと思い、家族旅行を計画したほど。花火のイベントもあって、思い出に残るものになった」と感想を述べた。
昨年は旅行情報サイトでイルミネーション部門1位になり、年々進化する同イベント。広報担当者は「昨年までの体験型から、立体的な造形物を増やし、平面だけでない立体をメインにした『立体験型』を目指して、多くの来場者を楽しませたい」と話す。
イルミネーションは16時30分~21時30分。入場料は大人=1,500円、小学生=800円。